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2012年7月放送 [2012年 ON AIR]

2012年7月放送

三浦郁子です。 ポルトガルのリスボンから帰ってきたところです。 そのお話は 来月、することにして 今日は 北欧のコペンハーゲンをご案内しながら ニールセンとグリーグの音楽をご紹介しましょう。 まずはこの曲から。 ニールセンの弦楽四重奏曲 変ホ長調 作品14 オスロ弦楽四重奏団の演奏で どうぞ

ニールセン・弦楽四重奏曲 作品14

ニールセンの弦楽四重奏曲 変ホ長調 作品14 オスロ弦楽四重奏団の演奏でした。デンマーク生まれのニールセンは デンマークでは 神様のような作曲家、演奏会でも頻繁に演奏されます。日本では あまり馴染みがないかもしれませんが、もっと 演奏されてもいい作品だと思います。 さて、私ごとで 恐縮ですが、我が家は 今年銀婚式を迎えます。 実はコペンハーゲンは 結婚一周年を迎えた場所、たまたま旅行先に結婚記念日が重なっただけですが、ちょっと思い出深いところです。 だから、というわけではありませんが、とても好きな町のひとつです。 最初にストロイエという歩行者天国を作ったのが、この町だと言われていますが、町の中心は 時間に関係なく、歩行者天国となっていて、道路を渡るストレスもなく、ショッピングや散策を楽しむことができます。 まだ結婚して1年目、お金もなかった頃ですが、思い切って ロイヤルコペンハーゲンの本店に入り、二級品ではありましたが、クジャクが描かれた大皿を 記念に買いました。 今でも大事に使っています。 他の北欧の町と同じく、物価は決して安くありませんが、いいものを 長く使う精神は 若い人にも浸透していて、結婚しても すぐに すべてを揃えるのではなく、少しずつ お金をためて 食器も1枚ずつ買い足していくのが この町の人々です。 そのため ロイヤルコペンハーゲンのような老舗は 創業当時からデザインを変えないスタンダードな食器を作り続けていて、買い足すことが いつでもできるようになっています。家族が増えるたびに買い足す食器、とても素敵ですね。 それこそ、家族の歴史をみているようです。 ではここで ニールセンのオーケストラ作品を一曲、ニールセンのマスカレードを サウス・ジェットランドシンフォニーオーケストラの演奏で どうぞ

ニールセン:マスカレード 

サウス・ジェットランドシンフォニーオーケストラの演奏で ニールセンのマスカレードでした。いかがでしたか? コペンハーゲンで 私が好きな場所のひとつが 工芸博物館です。デンマークの誇るデザインを集め 芸術作品から実用的なものまで たくさんの作品をみることができます。 中庭も美しく、建物も とてもきれいなフォルムをしています。私は よく こういう博物館にいきますが、作品をみるのはもちろんのこと、ランチを食べることが多いです。一人だと なかなか 町のレストランに座るのが ためらわれますが、こういう美術館や博物館だと まったく違和感なく 気軽に立ち寄れます。 芸術作品を置く、こういう博物館は カフェの椅子やテーブルも 芸術作品であることが多く、新進気鋭の作家の作品に座りながら 軽食をとることも楽しみのひとつです。 ショップも充実しています。 ありきたりのお土産ではなく、こういう場所には センスのいい小物や文房具などが置いてあるので 軽くて小さいお土産を探すにはもってこいです。
では ここで ちょっと ニールセンから離れ、北欧の作曲家、グリーグの作品をご紹介しましょう。グリーグのヴァイオリンソナタ第3番 作品45を オリヴィエ・チェリエールのヴァイオリン、ブリジット・エンゲラーのピアノでどうぞ

グリーグ:ヴァイオリンソナタ 第3番

グリーグのヴァイオリンソナタ第3番 作品45を オリヴィエ・チェリエールのヴァイオリン、ブリジット・エンゲラーのピアノでした。 とても難しい曲ですが、弾いてみたい曲のひとつです。 コペンハーゲンに行くと 私が必ず立ち寄るお店を一軒、ご紹介しましょう。オフェリアという 羽毛布団のお店です。 最初に行ったときに ふらっと入ったのですが、なんと ここは 日本人女性がオーナーです。 このときは まだ 高級羽毛布団を買う余裕がなく、諦めたのですが、その次に行ったときには 一式 購入して 日本に送ってもらいました。 サイズや羽毛の重さ、枕の高さなど 細かくあるので 日本語で相談ができ、日本への発送、さらには 日本からの注文も可能なので とても嬉しいお店です。 3年前に行ったときには 替えのカバーを一式購入しました。 日本にはサイズがないので やはり 同じメーカーのものを買ったほうがいいし、なによりも質がいいです。寝ているときに 足に引っ掛からないように隠しボタンになっているなど、デザインにも 工夫が施されています。 高いばかりではなく、商品として プライドがあるところが 大好きです。 私は仕事の都合で行けないのですが、主人は来月10日ほど、コペンハーゲンに滞在予定、オフェリアで 何か買ってきてもらおうか、と検討中です。
では また ニールセンの曲にもどりましょう。ニールセンの 弦楽四重奏曲 ヘ長調 作品44を オスロ弦楽四重奏団の演奏でどうぞ

ニールセン:弦楽四重奏 作品44 
                               
                           
ニールセンの 弦楽四重奏曲 ヘ長調 作品44を オスロ弦楽四重奏団の演奏でした。
北欧は、今 白夜、夜 10時でも 明るいので つい 夜更かししてしまいますが、 当然 そのまま あまり暗くならないまま 朝になってしまうので、あまり 健康的とはいえないかもしれません。 分厚いカーテンをしたりして 無理に寝ますが、なんとなく安眠できないのは みな 同じ悩みのようです。 ただ、観光をするには いい季節、この時期は 夕飯のあと、遊園地も まだまだ 営業しているので たくさんの人が この季節を楽しんでいます。 では 今日、最後の曲、ニールセンのパンとシュリンクスをどうぞ。

ニールセン:パンとシュリンクス 

ニールセンの パンとシュリンクスでした。いかがでしたか? 今日は 北欧、デンマークのコペンハーゲンをご案内しながら ニールセンの作品を中心にお送りしてきました。
(BGM)来週のこの時間は 蓮村 直さんの「映画に関連したクラシック曲」 そして 来月の室内楽の時間は ポルトガルのリスボン報告をしたいと思っています。どうぞ お楽しみに。では 今日はこのへんで。ご案内は三浦郁子でした

(BGM)アラジン組曲 
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