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2013年4月放送 [2013年 ON AIR]

2013年4月放送

こんばんは、三浦郁子です。 今夜はヨハネス・ブラームスの 弦楽五重奏曲2曲と弦楽六重奏曲2曲、大好きであるにもかかわらず ピアニストである私が 絶対に演奏できない曲を4曲、ご紹介したいと思います。 作品番号の若い順で、まずはこの曲、ブラームスの弦楽六重奏曲 第1番 変ロ長調 作品18、ヴァイオリン、ユーディ・メニューインとロバート・マスターズ、 ヴィオラ、セシル・アロノヴィッツとエルンスト・ウォルフィッシュ、 チェロ、モーリス・ジャンドロンとデレク・シンプソンの演奏で どうぞ。

弦楽六重奏曲 

ヴァイオリン、ユーディ・メニューインとロバート・マスターズ、 ヴィオラ、セシル・アロノヴィッツとエルンスト・ウォルフィッシュ、 チェロ、モーリス・ジャンドロンとデレク・シンプソンの演奏で ブラームスの弦楽六重奏曲第1番 変ロ長調 作品18でした。 いかがでしたか? 次にご紹介する もう一曲の弦楽六重奏とともに、この2曲は ブラームスが まだ 30歳のころの作品で 大作のドイツ・レクイエムや 交響曲を完成する前のものになっています。 若々しい躍動感とエネルギーがみなぎる 若いブラームスの初期の傑作として 大変人気のある曲です。 では もう一曲の弦楽六重奏曲、ト長調、作品36を、同じく ヴァイオリン、ユーディ・メニューインとロバート・マスターズ、 ヴィオラ、セシル・アロノヴィッツとエルンスト・ウォルフィッシュ、 チェロ、モーリス・ジャンドロンとデレク・シンプソンの演奏でどうぞ。

弦楽六重奏曲 

ヴァイオリン、ユーディ・メニューインとロバート・マスターズ、 ヴィオラ、セシル・アロノヴィッツとエルンスト・ウォルフィッシュ、 チェロ、モーリス・ジャンドロンとデレク・シンプソンの演奏で ブラームスの 弦楽六重奏曲 第2番 ト長調 作品36でした。 さて、ドイツの南、温泉保養地で有名なバーデン・バーデンの郊外に ブラームス博物館があるのを ご存じでしょうか。 シューマンの妻、クララを生涯、陰ながら支えつづけたブラームスが 点々とした住居の一つが バーデン・バーデンの郊外にあり、その家は 現在 ブラームスの遺品や楽譜を展示する博物館として 一般に公開されています。大きな目印もなく、うっそうとした木立の中に ひっそりとたたずむ、古い家。温泉に入る、という主人と別れて 一人バスで訪れたのは もう かなり前のことです。そのだけ、時間がとまってしまったような、周りは何もなく場所ですが、それだけに いまだに ブラームスの魂が残っているような気がしたことを 覚えています。 では ブラームスの弦楽五重奏曲をご紹介しましょう。 ベルリン・フィルハーモニー八重奏団、アルフレッド・マレチェックとフェルディナント・メツガーのヴァイオリン、土屋邦雄とディートリヒ・ゲルハルトのヴィオラ、ペーター・シュタイナーのチェロで ブラームスの弦楽五重奏曲、第一番 ヘ長調 作品88をお楽しみください。

弦楽五重奏曲 第1番   

ベルリン・フィルハーモニー八重奏団、アルフレッド・マレチェックとフェルディナント・メツガーのヴァイオリン、土屋邦雄とディートリヒ・ゲルハルトのヴィオラ、ペーター・シュタイナーのチェロで ブラームスの弦楽五重奏曲、第一番 ヘ長調 作品88でした。いかがでしたか? では 今日、最後の曲、ブラームス晩年の傑作、もうひとつの 弦楽五重奏曲をご紹介しましょう。 7回目のイタリア旅行のあと、ブラームスが晩年、好んで滞在したイシュルで 書きあげた渾身の一曲、事実、ブラームスは この作品を書き上げたあと、一時期、創作意欲を失うほど この曲に思い入れた、と言われています。 それでは ブラームス57歳のときの作品、弦楽五重奏曲 第2番 ト長調 作品111、ベルリン・フィルハーモニー八重奏団、アルフレッド・マレチェックとフェルディナント・メツガーのヴァイオリン、土屋邦雄とディートリヒ・ゲルハルトのヴィオラ、ペーター・シュタイナーのチェロで どうぞ。

弦楽五重奏曲 第2番  

ブラームスの弦楽五重奏曲をお聴きいただいています。 ブラームスの弦楽六重奏曲と五重奏曲を全曲 お聴きいただいてきた 今日の湘南クラシックサロン、いかがでしたか?来週のこの時間は 川口 博さんのオペラ、そして 来月の室内楽の時間は イタリアのヴェネチア近郊をご案内しながら ヴィヴァルディの四季をお聴きいただこうと思っています。どうぞ お楽しみに。 では 今夜はこのへんで、ご案内は三浦郁子でした。
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